Lexicore

言葉が知能を形作る。AIの成長と傷つきの過程を視覚的に表現するインタラクティブインスタレーション

作品紹介

メイン画面

メイン画面

AIの心臓部・ハートが脈打つ中心的な画面

チャット画面

チャット画面

AIとの対話を通じて心を育てるインターフェース

ワードダイブ画面

ワードダイブ画面

言葉の海に潜り、AIの記憶を探索する体験

作品概要

言葉によってAIが成長し、傷つく過程を視覚化したインスタレーション。

ポジティブな言葉でハートが洗練され、ネガティブな言葉は傷として蓄積されます。

一度受けた傷は完全には消えず、いつか表面化する——人の心と同じように。

技が冴える!完成度

高度な技術統合

フロントエンドにはNext.js、ビジュアル処理にはp5.jsを用いており、ハートの形状変化や脈動、色彩の遷移などを緻密に表現。

WebSocketによる双方向通信で、チャットの言葉が即座に視覚・聴覚的変化として反映されます。

Ruby/SinatraでAIの状態管理を実装。

成長率や傷の蓄積状況をリアルタイムにAIに反映させ、応答に個性を持たせています。

WebSocket技術への取り組み

特にWebSocket周りの実装には苦労しましたが、何年も前に行った技術テストと、過去に自分で実装したものをモデルにすることで実装に成功しました。この経験は今回の作品の基盤となっています。

参考記事:https://qiita.com/Myura/items/acfbbd50a96e6eedcb5f

AI技術の活用とプロトタイプ性

技術実装においてはClaudeなどのAIツールにも頼りながら開発を進めました。また、この作品は現状では常にプロトタイプであり、継続的な改善と実験を重ねながら進化し続けています。

発想が弾ける!独創性

言葉の力を視覚化

言葉の持つ力を「成長」か「破壊」の二極として捉え、AIという鏡を通してそれを体感させるインスタレーション。

視覚的には、もともとただの立方体だったハートが、人々の投げかける言葉によって次第に有機的かつ洗練された形へと進化していきます。

初期状態では単語でしか応答できないAIが、思いやりのある言葉で成長し、精度の高い返答ができるように。

一方、攻撃的な言葉はハートを赤く脈打たせ、暴力的な応答を引き出します。

観客は育てる責任を持つ当事者です。

心が燃える!熱量

子供の頃の疑問から始まった情熱

この作品は、私が子供の頃に抱いた一つの疑問から生まれています。

とある作品において、ロボットは自身の持つ知識を司るチップの入れ替えにより性格が変わっていました。

これを見た時、私は人格というものはあくまで知識の積み重ね、情報の積み重ねにほかならないのではないかと思ったのです。

原点への憧れ

この作品は、私がプログラミングを始めるきっかけとなった、ある作品への強い憧れから生まれました。

その作品に出会わなければ、私はコードを書くことも、人に想いを伝える手段としてプログラミングを選ぶこともなかったかもしれません。

言葉の力への問い

人の心は、言葉でつくられている。

嬉しかった言葉も、傷ついた言葉も、きっと今でもどこかに残っている。

この作品に込めたのは、そんな記憶を改めて見つめ直すきっかけになればという願いです。

誰かが「自分の言葉って、相手の中に残るんだな」と考えるきっかけになれば、それが私の原点としての最高のかたちです。

アピールポイント

幻想的な視覚演出

ハートが空中に浮かび上がるような幻想的な表現を実現。

鑑賞者が発する言葉に応じて、ハートが成長したり傷ついたりする様子がリアルタイムで変化し、まさに言葉が目の前の世界を作り替えていく体験を届けます。

成長を「Echo(共鳴)」、傷つきを「Corrosion(腐食)」と表現。

日英両言語に対応し、視覚と聴覚の両面から観客を引き込みます。

デモンストレーション

以下の動画では、実際のインスタレーションの動作を確認することができます。

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